セイカには好きなことをとことん極めて、在学中にフリーランスや起業家として仕事をする学生も多い。安部さんもアプリ開発やUIデザイン、エンジニアリングを仕事にしている。そんな安部さんの大学生活と現在進行形の企みについて聞いてみた。
※掲載内容は取材時のものです
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僕は東京出身なんですが、修学旅行で行った京都に住んでみたくて。
高校の頃からアプリやロボットの開発をしてたので、最初はセイカのプロダクトデザイン学科と迷ってたんですが、オープンキャンパスに参加してメディア表現学部は自分には想像できない学びがありそうだと感じたんです。
セイカに入って変わったのは、開発したアプリを作品として展示するようになったこと。どんなにいいアプリでも体験してもらえないと価値が伝わらない。
だから、使い方を伝えるための動画を用意したり、アプリの特徴が伝わるデジタルサイネージをデザインしたりして、見せ方を工夫するようになりました。
今、企んでるのはお節介なアシスタントアプリを完成させてリリースすること。僕自身、予定やタスクの管理が苦手で、締め切りギリギリになって焦ることが多いんです。
そんな時に鬱陶しいぐらいお節介なアシスタントがいてくれたらいいのにって思って(笑)。
予定とか健康状態とか、スマホには自分の情報がいっぱい詰まってて、母親ぐらい何でも把握してるじゃないですか。
「Siri」みたいなアシスタントアプリって優等生キャラが多いけど、実家の母親みたいなキャラでお節介な電話をかけてきてくれたら面白いんじゃないかなって思って開発してます。
1年前に、ゼミの先輩が先生と毎週面談して作品に対するアドバイスをもらってると聞いて、僕も真似して先生との面談を習慣化してます。
これからも先生や友達からの意見を取り入れながら、自分らしい発想を活かした機能とデザインを持つアプリの開発を極めていきたいです。